2007年 03月 06日
刻み進行中 |
昨日の雨が嘘のように今日は晴れましたね。でも風が強く作業をしている職人さんはやり難そうでした。本日も刻みの作業は順調に進んでいます。各継ぎ手や仕口も形が解るようになってきました。
これは、通し柱に差し込むホゾです。このような大きなホゾを差し込むわけですから、細い通し柱では穴が大きくなり強度も落ちてしまいます。また、梁を同じ高さで組むと、同じ高さの位置にホゾ穴が集中してしまい、これも強度が低下します。通し柱は、通常の管柱よりも一回り大きい5寸を使い、梁の高さも変えて梁組みをする事を基本として計画しています。また、このような部位には専用の金物を使用することも多く有ります。断面欠損を最小限に抑え強度を確保するには良い方法だと思いますが、金物の種類によってはマイナスになるものもあります。接合部によって良い方法を選択し、また施工側だけに任せるのではなく、設計者が責任を持って決定していく事が大切な事だと思います。
これは、通し柱に差し込むホゾです。このような大きなホゾを差し込むわけですから、細い通し柱では穴が大きくなり強度も落ちてしまいます。また、梁を同じ高さで組むと、同じ高さの位置にホゾ穴が集中してしまい、これも強度が低下します。通し柱は、通常の管柱よりも一回り大きい5寸を使い、梁の高さも変えて梁組みをする事を基本として計画しています。また、このような部位には専用の金物を使用することも多く有ります。断面欠損を最小限に抑え強度を確保するには良い方法だと思いますが、金物の種類によってはマイナスになるものもあります。接合部によって良い方法を選択し、また施工側だけに任せるのではなく、設計者が責任を持って決定していく事が大切な事だと思います。
by kokoroyamazakiu
| 2007-03-06 16:16